名古屋市社会人1部Bブロック第10節

名古屋市社会人リーグ1部Bブロック第10節
日時:8月25日(日)15:00 KO
場所:知多運動公園ふれあいグランド
対戦相手:クラブ1973

眩しい日射し。秋風を感じさせる心地よい昼下がりの風。蒼高い空。
グランドには、そんな風と共に、今にも空へと駆けていきそうな漢達。

ソラポだ。

灼熱の3連戦を勝ち越しで乗り切った7月。
盆休みを挟んで、およそ1か月ぶりの一戦。
上位リーグに向けて3連勝の掛かる大事な試合。
そんな匂いを嗅ぎつけてか、昨年キャプテンの片岡も静岡から駆けつけ、必勝モード。

試合会場の知多運動公園は、これまでの芝のピッチとは違い、ハードグランド(やわらかめの土)
生い茂る雑草。前の試合で荒れたピッチ。ゴールからゴールへ向かって吹く、やや強い海風。
華麗なパスワークで試合を組み立てるソラポには、やや厳しいコンディションかと思われた。
少し不安な表情と、1か月ぶりとなる試合への高揚感で、ピッチに向かうイレブン。

試合開始直前、思わぬ朗報が。
人数不足により対戦相手は10人(ソラポは12人)

ピッチ風上に陣取り、数的優位という追い風を背に、前半キックオフ。
開始早々から積極的に仕掛ける。ソラポらしい丁寧なパスワークと確実なポゼッション。
正確で細かなパス交換から、右へ左へとダイナミックなサイドチェンジ。
ものの5分で対戦相手を自陣へクギ付けにし、ジワリジワリとゴールへ迫る。

FW里中、左サイド百々が、虎視眈々とチャンスを狙い、幾度となくバイタルエリアへ侵入。
光田、長嶺は、1.5~2列目からの積極的な飛び出しを見せ、相手DFをヒヤヒヤさせる。
カウンター狙いの対戦相手に対しては、ディフェンスラインの小林・丸尾・片岡を中心に
盤石の体制でロングボールを制圧。前線を鼓舞。

一方的な展開で試合を進めるものの、相手GKの好セーブ・ポストに阻まれ、なかなか得点が奪えない。
少し焦りの見え出したイレブン。しかし、そんな妙な雰囲気を一気に吹き飛ばしたのが、里中だった。

前半開始15分、待望の先制点をGET。

左サイドからのロングフィード。これを相手CBと競り合った際に得たフリーキックだ。
ゴール正面は約30mからの位置。壁越しにGKとの駆け引きを繰り広げる。
レフリーのホイッスル。短い助走から右足一閃。
低い弾道で巻きながら壁を越えたボールは、高速のままドライブ。
放たれたボールはGKの手を吹き飛ばし、ゴール右隅へ突き刺った。ビューティフルゴール。
今日もイケる!イレブンの士気が一気に上がった瞬間だった。

その後もテンポ良くボールを回し、完全にソラポペースで試合が進む。
もっとイケる。そんな思いから前のめりで追加点を狙うイレブン。
精力的なランニング・フィニッシュ・チャレンジが増えていく。
まさに良い時間帯。

しかし、対戦相手も数的不利を感じさせない粘りのディフェンス。なかなかゴールラインを割らせてくれない。
そんな戦況からくる焦りか、ソラポに、だんだんとパスワークの乱れやオフサイドの回数が増えていく。
相手からのカウンタ-回数が増える。ただ優勢には変わらない。でも追加点が入らない。

リードを広げることが出来ないまま、ここで前半終了のホイッスル。
ハーフタイムには、山田を中心として後半に向けた戦術を確認。
追加点を挙げて試合を決めに掛かる。

前半の勢いそのままに、後半も積極的に仕掛ける立ち上がり。

ボランチ山田・光田からのスルーパスが、左の百々・右の竹内へと面白い様に通る。
そのまま駆け上がった両サイドは、たびたび有効なクロスを提供。
時にネイマールを彷彿とさせる様なカットインから、自らシュートを狙った百々。
GKのファインセーブに阻まれるも、見ごたえのある素晴らしい仕掛けが続く。
ピッチに得点の香りが立ち込める。

後半開始10分、待望の追加点をGET。
均衡を破ったのは、前半から献身的なランニングを見せていた長嶺だ。

右SBの片岡からボランチ山田にボールが渡ると、左の百々が一気に縦へと駆け抜けてパスを要求。
それを見て、相手DFは慌ててカバーリングを試みるも完全に後手後手の対応。とても間に合わない。
よし!ソラポ、左から攻めるぞ!正にそう思っていた矢先。山田が蹴りだした弾丸のフィードパスは
左の百々ではなく、まるでDFの裏をかいたかの如く右サイドをドフリーで疾走する丸尾の元へ。
丸尾は駆け上がったスピードそのままに、ゴール前へグランダーで早いクロスを送る。
全力疾走で走りこんできた長嶺が右足で上手く合わせ、ニアサイドを射抜いた。
ビューティフルゴール。歓喜に沸くイレブン。ピッチにソラポの輪が出来た。

数的優位な状況で2-0となり、試合を決定付けたかに思われた。
しかしながら、その直後から突如としてカウンターを受ける回数が増える。

相手GKからのロングパスが、風に乗ってソラポ最終ラインの裏に入る。
DFの枚数は揃っている為、危ないシーンには結びつかないものの
徹底したカウンター攻撃に、ズルズルとラインが下がってしまう。
間延びしたピッチ。カウンターの応酬。落ちる運動量。

後半15分
思わぬ形で追撃点を献上。

相手ボランチから供給される角度のある前線フィード。
インターセプトすれば、カウンターの糸口に出来る。そう狙っていた左SBの溝渕がボールの処理に失敗。
最終ラインから駆け上がってきた相手CBに、こぼれ球をドリブルで持ち込まれ、そのままゴール左隅へ決められる。

失点の仕方とそれまでの戦況から
嫌な空気が漂う。ネガティブな声も。

後半20分
サッカーは2点差が一番怖いと言うが、恐れていた事態に陥るまで
1点目献上から、あまり時間は掛からなかった。

DF裏を狙った何でもない相手のロングボール。
先を走る相手に追いつき、クロスを警戒。コースを切る。
相手はマイナス方向への落としから、ゴール前へクロス。
そこにフリーで走りこんできた相手FWに、難なくゴールへ流し込まれる。
えっ?といった流れでの失点。

2-2の同点。
数的不利の相手に追いつかれてしまう。

残り時間15分
ここでソラポは、気持ちを切り替え、勝ち越し点を狙い猛攻を仕掛ける。
左サイド百々は、ドリブルからのクロス、そしてカットインからのシュートで度々、相手ゴールを脅かした。
右サイド丸尾、2列目から光田・竹内も得点を目指し、グイっと駆け上がっていく。
汚名返上を狙って溝渕も最前線まで駆け上がり、クロスを上げた。

しかし
不運なオフサイド判定や相手GKのファインセーブに阻まれ
ゴールまであと一歩のところまでいくが、なかなか得点できない。
焦りと怒り・疲労がソラポを包んでいく。

残り時間10分
やはり試合には流れがある。
相手のカウンターがソラポ最終ラインの裏を刺す。
走りこむのは相手の最終ラインで再々体を張ってきたCB。

競り合いのこぼれ球が不運にも、キーパー冨田と1対1のゾーンへ。
これが交錯する形となり、こぼれ球はあろうことか、無人のゴールの方へ。

カバーリングに入っていた、小林・溝渕がスライディングで掻き出しを試みるも
相手の反応が一瞬早く、逆転のゴールを奪われてしまう。

残り5分強で、同点・逆転のゴールを狙うも、
この時点で、ソラポは数的優位にも関わらず、体力面でもメンタル面でも
相手より弱ってしまっていたのかもしれない。

残念ながら、2-3のスコアのまま試合終了のホイッスル。

ミスから失点しまい、2点差をひっくり返されるという記憶に残る最悪の負け方となった第10節。
上位リーグに向けた残りの戦いにおいて、様々な課題が浮き彫りとなった。

・カウンターの対処
・勝っている時の後半残り時間の戦い方
・コーチング
・メンバー交代枠・試合への参加人数
・日々のトレーニング

これまで通り、ソラポが得意とするポゼッション・華麗なパスまわし
ダイナミックな試合展開を、チームの皆が良い雰囲気でやっていける様、切り替えて次節に臨みたい。

反省は必要だか、終わってしまったことは、後悔しても帰ってこないので、前を向いてやっていきましょう!

引き続き応援宜しくお願いします。

前半1-0(里中)
後半1-3(長嶺)
合計2-3

 

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